子どもと畑~作物の収穫(情操教育)~

親なら、子どもに「命の大切さ」や「人に感謝する心」をもってほしいと思いますよね。

 

「兄弟や友達に乱暴する。」

「花や虫を大切にしない。」

「ご飯をいつも残す。」

 

上記のような姿を見かけるたびに、ため息をつく人もいると思います。

でも、安心してください。

そんな子ども達に「畑」はぴったりの情操教育なのです。

 

畑で作物を生育したり、収穫したりする活動を通して、「食物(命)の大切さ」や「農家の人に感謝する心」をもつようになります。

「でも、家に畑なんかないし。」という人もいますよね。

 

畑にできるような庭がなければ、大きめのプランターでも構いません。

畑は大人が思っているよりも気軽にスタートでき、子どもの成長する姿を感じられるものなのですよ。

 

畑は、食物を自分たちの手で作る大変さと喜びを、同時に学べます。

思い通りにならない野菜の成長にやきもきしたり、育てた苗が大きく生育したりするのを見ることで、自然を慈しむ心が育つのです。

 

作物を収穫する際には、「食物をいただく」ことに感謝するようになるでしょう。

そうなると、ご飯を残すこともなくなるかもしれません。

 

「私たちは、自然に生かされている。」

そう思えば、子どもの心も行動も優しく変わってきます。

大人も子どもも、命の恵みに感謝して生きたいものですね!